当オフィスについて

 心理臨床オフィス えんノートは、臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士、産業カウンセラーといった公的な資格をもった専門家による心理学的サービスを提供している専門機関です。

 わたしたちは「これからどうなってしまうのだろう」と不安になることがあります。こうした不安に対して、「なんとかなるさ」「気にするな」などと人からアドバイスを受けたり、自分自身に言い聞かせたりすることは日常でよく体験することです。このような対応で不安な気持ちが消えたり、ある程度落ち着いたりするのなら、それはそれで素敵なことです。

 しかし、わたしたちの人生には、こうした対応だけでは不安が心から十分にぬぐいきれない状況になることもしばしばあります。そのような状況を抱えている方のなかにはいわゆる精神疾患の症状に苦しまれている方もいらっしゃるでしょうし、あるいは日々の生活を何とか普通に過ごされている方もいらっしゃるでしょう。こうした不安な状況を取り除くことが大切な場合もありますし、むしろ不安な気持ちを簡単に取り除いてしまわず、不安と真摯に向き合っていくことで事態が打開できる場合もあります。

 わたしたち一人ひとりの「心」のあり方は、本当に複雑で色とりどり、移り変わりもさまざまです。他の誰の「心」とも違う、あるいはこれまでのいつの「心」とも違う、自分だけの、そしてその時だけの「心」の創造という作業のことを、当オフィスではカウンセリングや心理療法と呼んで大切にしています。

 考えてみれば当たり前のことですが、新しいことに挑戦しようとするときや大きな変化に差しかかったときなどには、わたしたちは希望や勇気といったポジティブな気持ちばかりでなく、不安や恐怖といったネガティブな気持ちをも抱くものです。家族、地域、学校、職場など、わたしたちを取り巻く身近な生活の場をていねいに観察してみれば、10年前、20年前とはまったく違う、新しい環境、システム、テクノロジー、方法、制度があふれていることに気づきます。こうした変化のなかで、不安や恐怖をおぼえるのはわたしたちのごく自然な心の動きです。

 当オフィスを利用されるクライエント様が、こうした変化にただ振り回されるだけでなく、自分だけのオリジナルな「心」という土台や基盤を作り、そうした土台や基盤をもとに家族や仲間、周りの人々との最適な関係を築きながら、かけがえのない人生を主体的に生きるための場を整えていくお手伝いをさせていただくことが、心理臨床オフィス えんノートの使命です。